○地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律
昭和五十三年十一月十日
法律第百号
第八十五回臨時国会
福田内閣
地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律をここに公布する。
地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律
(選挙期日)
第一条 昭和五十四年三月一日から同年五月三十一日までの間に任期が満了することとなる地方公共団体(都道府県、市町村及び特別区に限る。以下同じ。)の議会の議員又は長の任期満了による選挙の期日は、当該選挙を同年二月二十八日以前に行う場合を除き、公職選挙法(昭和二十五年法律第百号)第三十三条第一項の規定にかかわらず、都道府県及び地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第二百五十二条の十九第一項の指定都市(以下「指定都市」という。)の議会の議員及び長の選挙にあつては昭和五十四年四月八日、指定都市以外の市、町村及び特別区の議会の議員及び長の選挙にあつては同月二十二日とする。
一 都道府県知事の選挙 昭和五十四年三月十四日
二 指定都市の長の選挙 昭和五十四年三月十九日
三 都道府県及び指定都市の議会の議員の選挙 昭和五十四年三月二十七日
四 指定都市以外の市及び特別区の議会の議員及び長の選挙 昭和五十四年四月十二日
五 町村の議会の議員及び長の選挙 昭和五十四年四月十五日
(同時選挙)
第三条 第一条の規定により行われる都道府県の議会の議員の選挙及び都道府県知事の選挙又は市町村若しくは特別区の議会の議員の選挙及び市町村若しくは特別区の長の選挙は、それぞれ公職選挙法第百十九条第一項の規定により同時に行う。
2 第一条の規定により行われる指定都市の議会の議員及び長の選挙並びに当該指定都市の区域を包括する都道府県の議会の議員及び長の選挙は、公職選挙法第百十九条第二項の規定により同時に行う。
2 前項の規定により公職の候補者となることができない者は、公職選挙法第六十八条第二号(同法第四十六条の二第二項の規定により変更して適用することとされる場合を含む。)及び第八十六条第九項の規定の適用については、同法第八十七条の規定により公職の候補者となることができない者とみなす。
(共済給付金の特例)
第六条 市町村(特別区を含む。以下同じ。)の議会の議員が第一条の規定により行われる都道府県の議会の議員の選挙における公職の候補者となるため昭和五十四年三月二十七日から同月三十一日までの間に退職した場合又は当該期間内に当該公職の候補者としての届出(推薦届出を含む。)がされたことにより公職選挙法第九十条の規定により当該市町村の議会の議員の職を辞したものとみなされた場合であつて、政令で定める場合におけるその者に係る地方公務員等共済組合法(昭和三十七年法律第百五十二号)第百五十八条に規定する共済給付金については、その者は、当該市町村の議会の議員の任期満了の日(その日が昭和五十四年四月八日以後であるときは、同月七日)まで引き続き当該議員として在職したものとみなす。
附則
この法律は、公布の日から施行する。