幕末の小笠原
大正・昭和
米軍統治・日本復帰
小笠原村平和都市宣言
平和で豊かな自然の中で暮らす我々小笠原村民は、世界中の人々が平和を分かちあえることを願う。
この願いは、小笠原の生い立ちが物語っている。
我々の先人が築いた文化を、歴史的に分断した強制疎開。今なお一般住民の帰島が許されず、遺骨収集もままならぬ玉砕の地硫黄島。
このような地小笠原に生きる者として、戦後五十年を迎えるにあたり、不戦と恒久平和を誓い、豊かな自然を後世に残すために、小笠原村が平和都市であり、また、その使命を全うすることを宣言する。
平成7年8月15日 小笠原村